ひろせっ子ダイアリー

2学期終業式

2017年12月28日 12時58分
 12月22日(金)に、第2学期の終業式を行いました。各学年の代表児童が、2学期に頑張ったことやできるようになったことなどを発表しました。6人の児童の発表からは、めあてをもち、力いっぱい取り組んだことが伝わってきました。



【校長講話】
   思いやりの心をもつ ひろせっ子

 ひろせっ子の皆さん、おはようございます。

 2学期にも授業や行事の中で皆さんの素敵な姿をたくさん見ることができました。今日は、その中で特に印象に残っている姿を紹介したいと思います。それは持久走大会です。それも、本番ではなくて、その前に行われた試走の時のことが思い出に残っています。6年生が試走を行った時のことでした。走り終わった人たちが並んで待っている間に、後から走ってくる人たちに「がんばって」「あと少し」とみんなで声を掛けて応援しているのです。そして最後の一人がゴールした時にはみんなで拍手を贈っていました。「自分がゴールできて良かった」とか「自分の順位は○○位だった」と、自分のことだけ考えていれば、こんな事は起きないと思います。走り終わったばかりで苦しい時にも、後から走ってくる仲間のことを思い、応援してあげる。走っている姿よりも、走った後のそんな姿に感動しました。
 「ひろせっ子」のめあての中に「思いやりの心をもとう」というめあてがありますね。「思いやりの心」とは何でしょうか?「こういう事を言われたら嬉しいだろうな」とか「こういう事をされたら嫌だろうな」というように、「相手の気持ちを想像してあげる」ということだと思います。それから「みんなが楽しく、気持ちよく生活できるようにする」ということも大事だと思います。

 自分が走り終わった後に仲間を応援してあげる6年生のみなさんは「思いやりの心」があるなぁと感じました。もちろん1年生から5年生の人たちにも「思いやりの心」はたくさんあると思います。でもけんかをしてしまったり、相手を怒らせてしまったりした人もいますね。「思いやりの心」をもつことは簡単ではありません。これからもがんばって「思いやりの心」を身に付けてくださいね。
さて、明日から17日間の「冬休み」です。年末年始は家族で過ごす時間や、普段あまり会うことのない親戚の人たちと過ごす時間が多くなることと思います。大切な人との思い出がたくさんできると良いですね。たった一つしかない命はくれぐれも大切にしてください。交通事故に遭わないように気をつけましょう。1月9日の始業式には、元気な姿でまた会いましょう。
 
 終業式の後、生徒指導主任から冬休みの過ごし方について話をしました。「南小3ない運動」の「1 交通事故にあわない、2 他人に迷惑を掛けない、 火遊びをしない」を守って、楽しく有意義な冬休みにしてほしいこと、お金の使い方に気を付けることを話しました。


 また、絵画や習字等の表彰があり、代表児童が賞状を受け取りました。